オンライン英語研修のいま
英会話研修の形態は、プライベートとグループがあり、それぞれ対面・オンラインの実施方法に分けられますが、今回は、この2年間の実績をもとに、オンライン企業研修のメリットと学習効率アップ施策について考えてみます。
目次
1.オンライン英語研修のメリット1:場所を選ばない
2.オンライン英語研修のメリット2:時間を選ばない
3.オンライン英語研修のメリット3:非接触で安全
4.学習効果アップ施策1:学習目的に合った講師と教材の選定
5.学習効果アップ施策2:ルールの明確化
6.学習効果アップ施策3:チェック体制と伴走者としてのコーディネーター
7.学習効果アップ施策4:アプリの活用
8.学習効果アップ施策5:使用機器の確認
9.最後に
オンライン英語研修のメリットとは?
メリット1.場所を選ばない
社内の会議室を確保しなくても良い、拠点を選ばないグルーピングができる、在宅ワーク中や出張中でも参加できる、などです。
メリット2.時間を選ばない
就業時間中はもとより早朝や帰宅後など、時間を選ばずフレックスに対応できる点です。
メリット3.非接触で安全
新型コロナ感染症で瞬く間に一般化したように、この時期の最大のメリットとなりました。
では、オンライン研修のメリットを活かし学習効果アップにつなげるための施策を上げます。
オンライン英語研修を活かした学習効果アップにつなげるための施策
施策1.学習目的に合った講師と教材の選定
一般英会話研修なのかビジネスシチュエーションに特化なのか、TOEIC®テストなど資格対策なのか、それぞれに得意な講師を選定しレベルに合った教材を選ぶことが重要です。
施策2.ルールの明確化
対面レッスンの進行は、講師にお任せのケースが多いと思いますが、オンラインでは研修者の機器操作も必要ですので、注意すべき点を最初にルール化します。また、自主学習のやり方や課題の提出方法も予め決めておく必要があります。
施策3.チェック体制と伴走者としてのコーディネーター
参加者の出欠はもとより、欠席・遅刻の理由や課題提出の状況、それにレッスン時の雰囲気など、講師と研修コーディネーターが細かくチェックしてモチベーションの低下につながる因子を除く必要があります。
施策4.アプリの活用
アプリを活用した自習やモチベーション維持も効果的施策です。ただし、社内ウエブセキュリティの制限を受けないスマートホンの活用がお勧めです。
施策5.使用機器の確認
初日までに研修者の使用機器環境を確認していない例が結構あります。中には、PCにカメラが付いていない、外付けも用意していないという初歩的な失敗がありました。思い込みを改め、基本を押さえましょう。特に英会話は、カメラ・ヘッドセットの機器と通信速度の事前確認が必要です。
最後に
オンライン研修に使う会議システムのソフトが改良され、使い勝手が格段に良くなってきていますが、講師の操作技量に依るところがまだまだ大きいのが現状です。最低限の技量でも、リズムを崩さずテンポよくレッスンが展開できるか、やはり講師選定の重要さは対面以上だとお考え下さい。