TOEICスコア300点以下の人事語学教育社員が社員へTOEIC研修を受けるように伝える3つの方法
自分自身TOEIC L&Rスコアが300点以下なのに、社員教育でTOEICスコア500点以上をとらせるための研修をしなければいけない…自分が持っていないとどうしても気まずい気持ちになりますね…そんな方へTOEICスコアが300点以下でもTOEICスコア500点以上を取ってほしい社員へTOEIC研修を受けるようにうまく伝えられる方法を記事にしています。
目次
1.TOEICスコア500点ってどんなレベル?
2.TOEIC500点を取るのに必要な勉強時間
3.TOEIC研修を受けてもらうために伝えなければいけないこと
1.TOEICスコア500点ってどんなレベル?
TOEIC500点というスコアは英検でいうと2級レベルですが、日常生活のニーズを満たして限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる、と評価されています。 ビジネスで英語を使うには最低限のレベルといえるでしょう。 英語学習者が最初に目指すTOEICスコアが500点と紹介されるケースも多く、基本的な文法や構文が身に付いているレベルです。
2.TOEIC500点を取るのに必要な勉強時間
ビジネス英語研修カリキュラムの開発などの事業を展開する、プロリンガのデータ(※3)によると、TOEIC 500点を突破するために必要な勉強時間は以下のとおりです。
TOEIC 200点の場合:450時間
TOEIC 300点の場合:350時間
TOEIC 400点の場合:200時間
上記を参考にすると、TOEIC®L&Rテストに向けて1日3時間勉強する場合、TOEIC 200点程度のレベルの方は約5カ月、TOEIC 400点程度のレベルの方は約2ヶ月で、TOEIC 500点に到達できる計算になります。
とはいえ、TOEIC研修を受ける集中力やTOEIC対策のための勉強方法は人それぞれ異なります。
また、TOEIC対策を独学、またはTOEIC研修を受けて講師の指導のもと対策を行うのかで勉強時間は変わりますので、上記はあくまでも目安です。
3.TOEIC研修を受けてもらうために伝えなければいけないこと
まずはTOEIC研修を受ける対象の社員にTOEICスコアの有無、TOEICスコアを持っているなら最後に受験したのがいつでスコアは何点だったのか、更に聞けるならTOEICスコアのReadingとListeningのTOEICスコア内訳も聞いておくといいでしょう。それから2で挙げたような勉強時間が必要ですと率直に伝えてTOEIC研修を受けてもらいましょう。
いかがでしたか?TOEIC研修を受けたことがなくTOEIC300点台の人事担当者がTOEIC500点を達成しなければいけない社員へ伝える際の心構えとして参考になれば嬉しいです。